本当は例年杯がある2月(今年は杯はないけどMMDふぇすとがある)に
投稿しようと思っていたのですが、精神の余裕がなかったので結局こんな時期に。
かわりに「第一回うちの子使って!マイナーモデル選手権」に参加いたしましたぞ。
新元号が発表される前に投稿できてマジでよかった。
明日入社式でいろいろやらないといけないんですけどいえーい!
動画の補足をブロマガでするのはあんまりよくないのですが、
いろいろと動画では言葉が足りていないので書きます。書きますとも。
私は!いつも!そうだ!
◆そもそも動画を何故つくろうと思ったのか
「新元号になるのわかっているのに、なんで前もって対応できないの?」
という記事を見かけたので。場合によっちゃ前もって対応できないんすよ。
動画内では法人向けの大きいシステムだと
複数社関わっているからって言ってましたけど
・そもそもシステムが古いと元号変わる事想定していない、
想定していたとしても機能の追加にお金がかかるから
安くするために要件定義(こんなのつくろーぜ、って決める段階)で
盛り込まれないこともある。(設計や製造する側が口をはさめないなんてことも)
・前のフェーズが確定していないと次のフェーズに進めない事がままある
(ケツは決まっている)
・製造を知らない人のクソ設計で実装が困難になるし、
設計とか変えられないことも。
→とくにDBまわりの設計がやばいとやばい(日本語の崩壊)
・システムの改修の場合、以前自社で製造していたものならいいけど、
引き継いだシステムの場合下手したら完成品のみで
ソースコードも設計書も残っておらず、調査から始まることも。
・お客さんが「対応簡単だよね!」とか言って無茶な納期で依頼してくる
などなど、マジで面倒くさい事が起こるんですよ。社会ってこわいね。
自社製品だとか、お客さんからの依頼であっても
一社でまるっと請け負えるぐらいのシステムとかであれば
こういった問題は発生しにくいんでしょうね。
何故日本のIT産業の一部はそんな非合理的なことになっているのか、というと
日本の雇用システムにも関わってくるので語りだすときっとキリがない。
◆ところで
新元号にかわるってわかっているけど紙に印刷しないと確認できなかったり、
機械とかに組み込まれていて外側から変更が難しいやつだったらより悲惨ですね。
5月1日、何事もなければいいんですが。。。
元号自体、存在するのはいいんですが
対応にかかる工数を考えると公的なシステムに組み込むのを
やめた方がいいのではと、思う元プログラマーでした。