くろぐ

動画のことをかく

声入りのMMD動画作ろうぜ ~まずは声入れに慣れろ編~

この記事は余裕があれば茶番を入れたうえで動画化予定だけど
まずはブロマガに書いて整理。

声入りのMMD動画作ろうぜ ~人を呼ぼう編~はこっち

https://yurugi.hatenablog.com/entry/ar1961300

【この記事の対象者】

MMDで動画制作を一度以上したことがある

MMDもしくは3DCG系の動画作ったことない、という人は
まず1回動画制作した方がいいと思う。
動画編集も声入れも初めてだと、だいたい
予定より時間がかかって終わらない・飽きて放棄なんて事態になるので。

ボイスドラマ制作したことがあるとかゲーム動画に声入れしたことがあるとか、
別のジャンルで何か作ったことがあっても、
3DCG系だとモーションやらエフェクトやらが入って編集方法が若干複雑になるので
やっぱ1回作ったほうがいい。作れ。

今後声入れする際に人を呼ぶのであれば動画投稿をしておくことで
「動画を作ったことがある」→
「制作がこける可能性が低くなる」と思ってもらえるかも。
実績作りのためにも動画は1本はあげておくべし。

■動画に声を入れたいけど入れたことがない人

すでに声入れしている人には当たり前のことしか書いてないので
まだしたことない人向け。

【声入れによるメリットデメリット】

■メリット

・完成度が上がる(キャスティングがあっている場合)
・声がつくことにより(見る人によるけど)案外動きがなくても気にならなくなる、
 アクションバリバリ系なら動画中の動きに集中できる

■デメリット

・編集の手間、(人を呼ぶ場合)コミュニケーションコストの発生など
 純粋に時間がかかるように
・キャスティングをミスすると動画に違和感が出てしまい、
 時間かけたにも関わらず声ない方がよくね?となる
 原作で声がついている二次創作だとより顕著となるので注意が必要。

【動画制作前に決めておきたいこと】

プレスコ(音に合わせて映像を作る)か
アテレコ(映像に合わせて音をはめ込む)か
 
プレスコの利点

テンポの調整がしやすい
映像を完成させなくてもよい

プレスコの欠点

音声を先に全部そろえておかないといけない
映像を合わせるために編集の手間がかかる

■アテレコの利点

映像がある程度できていれば声はあとでもよい
プレスコと比べると編集の手間がない

■アテレコの欠点

絵に動画を合わせないといけないので尺が足りなかったり余ったりする
口パクが合わないなんてことも

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二度手間になるかもだけど一度合成音声でもよいので、
仮音声を入れる→そのあと音声依頼すれば
タイミング調整しなくてもテンポ合わせやすいかも。

もし時間があるなら尺の短い動画で両方の方法を試してみて、
自分にあった方を見つけるといいかも。

静止画で口パクしないなら圧倒的にプレスコの方が楽。

【声入れに必要なもの】

・声(キャラの人数分の声色)
・台本
 →形式はPDF、テキストファイル、htmlなど
  なるべく環境を選ばない方がいい。
  Excelは入っていない人もいるからせめてグーグルスプレッドシートで。
 →台本の中には「台詞毎の番号」「キャラ名」「台詞」「どういう状況か(キャラの心情)の説明」
  ぐらいはあると良い
・いつもより編集にかける時間

【一人で声入れ練習できるツール】

いきなり募集や依頼でキャラクターに声をあてる人を呼ぶよりも
まずは1本、(公開するかは別として)自力で声を入れる練習しておいた方がいい

■音声生成

SofTalk
ゆっくりボイスでおなじみ。
棒読みになるけど操作は圧倒的に楽。

VOCALOIDやVOICEROIDやCeVIO」などの有料の音声合成系。
すでに購入済みならこっちがおすすめ。

「いっそ全部自分の声」
ブロマガ主は一人フルボイスしているけど、
動画編集中に自分の声を聴く苦行に毎回うおおおとなっているからおすすめしない。
あと、演技の経験したことないのなら
動画で使い物になる演技できるようになるのに勘所が良くても数か月はかかると思う。

ブロマガ主は未だに自信がないぞ★

■口パク生成用に使用できるツール

静止画でない、人が出てきて喋るなら口パクは必要。
口パクは音声から生成する方法、文章から生成する方法、
表情トラッキングから生成する方法などいろいろある。

「Face And Lips」
MMD表情モーション作成補助ツール
https://sites.google.com/site/moggproject/

文章を打ち込んで声にあわせてタイミングの調整をする手間があるけど、
表情見つつ細かく調整したいなら便利。

「lipsynchloid」
音声から口パクを生成してくれるツール。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm22506025

MMM用のプラグイン
読み込めるwavが指定されているけど、
ぱっと生成してくれるのでそこまで厳密な口パクをさせたいわけでないなら手間がめちゃくちゃ減る。
読み込む前に音量はそこそこ大きめにしておくと吉。

「hitogata」
https://sites.google.com/site/vhitogata/
バーチャルYouTuber向けのソフトウェア

本来の用途とは若干違うだろうけど
口もトラッキングしてくれるので。
文章を口パクでもいいので読む必要がある。
モーションをVMDファイル形式で出力可。

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他、vsqファイルを生成できるツールで
MMDの表情メニューから読み込むのも手。

■アクセント確認

「オンライン日本語アクセント辞書 OJAD」
韻律読み上げチュータ スズキクン
http://www.gavo.t.u-tokyo.ac.jp/ojad/phrasing

耳から入る情報をうまくキャッチできなくて、
標準語のアクセントが全然わからない自分には
大変ありがたいツール。
文章を打ち込むとどこにアクセントを置けばいいのかある程度可視化してくれる。

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ざっとかいてみた。なんかあったらコメントとかで補足してもらえると嬉しい。